中小企業診断士の難易度をイメージするための2つのモノサシ

中小企業診断士を取得するかどうかは、取得することで得られるリターンと、取得にどれだけの労力を要するかを天秤にかけて決めることでしょう。

このうちの労力を左右するのが難易度です。
難易度を知らないことには中小企業診断士を目指すべきかどうかも決められません。

ここでは、中小企業診断士の難易度を示す2つのモノサシで大まかにでもイメージしてもらえればと思います。

中小企業診断士の難易度を示す2つのモノサシとは次のものです。

  1.  中小企業診断士試験の合格率
  2.  中小企業診断士合格までの学習時間

順番に見ていきましょう。

1. 中小企業診断士試験の合格率

過去5年間、2011年~2015年のデータです。

(1) 1次試験の合格率

最も高い年で26.0%、最も低い年が16.4%、平均すると22.2%です。

大ざっぱに言えば、5人に1人は受かるということです。

詳しくは、
5千人が棄権!中小企業診断士一次試験の合格率の正しい見方

(2) 2次試験の合格率

2次試験は1次試験の合格者のみに受験資格が与えられます。
筆記と口述(面接)があって、筆記試験の合格者だけが口述試験の受験資格が与えられます。

口述試験で落ちる人はほとんどいません(合格率99%超)から筆記試験の合格率だけを見ておきましょう。

最も高い年で25.0%、最も低い年で19.1%、平均すると、21.3%です。

1次試験と同様、5人に1人が受かるということです。

詳しくは、
最終合格を賭けた主戦場。中小企業診断士2次試験の合格率の正しい見方

(3) 1次、2次を通して

当然、2次試験に受からないことには中小企業診断士になれません。
ですから、1次試験の合格率20%に2次試験の20%を掛けた4%を最終的な合格率とする向きもあるのですが、ちょっとそれは実際以上に難易度を高く印象づけてしまいます。

決して簡単な試験ではありませんが、合格率4%もの難易度は中小企業診断士にはありません。

なぜかと言うと、1次試験の合格は2年間有効なので、1次試験に合格した年に2次に受からなくても、その翌年に2次試験だけを受験すればいいからです。

例えば、合格率20%の資格を2つ取ると捉えるとどうでしょう?
中小企業診断士の難易度に対する印象は大分違ってきますね。

 

2. 中小企業診断士合格までの学習時間

当然、難易度の高い資格ほど合格までに必要となる学習時間は多くなります。

個人差が激しい部分ではありますが、中小企業診断士の合格に必要な学習時間として、よく言われるのは1千時間です。

これだと大ざっぱ過ぎますから分解してみましょう。

平日2時間、土日祝日に4時間づつ。
これを1年間続ければ980時間になります。

勉強から遠ざかっている人にとっては大変そうに見えるかもしれませんね。

ですが、平日の2時間については、別に机に座ってやるばかりではありません。
通勤時間を利用したっていいわけです。
土日祝日の4時間にしても、少し早起きすれば午前中だけです。

さらにこれの倍、つまり平日4時間、休日8時間の時間を確保できるのあれば、半年で合格を勝ち取ることも不可能ではないということです。

要は、ある一定期間、生活習慣を受験モードに変えられる覚悟が求められます。

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中小企業診断士

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